こんにちは。
2021/8/22受験の公開試験で960(L:495、R:465)を取得しました。
今回の記事では私が960のスコアを取得するまでに取り組んだことと取り組まなかったことについて解説します。
なお、取り組まなかったことについては「学習効率が悪いと感じたから」ではなく、単純に取り組む時間の余裕がなかっただけだということをお含み置きいただければと思います。(一般的には取り組んだ方が良いとよく言われている項目ばかりです。)
取り組まなかったとしても、工夫して勉強すればスコア900を突破することも可能という目安と考えていただければと思います。
皆様のTOEIC学習の参考になればと思います。
スコア960を取得するまでのレベル
8/22に960を取得する前の最高点数は6/20受験時の880(R:455、L:425)です。
私の初受験から880を取得するまでのスコア変遷については下記記事で紹介しているので興味がある方はご覧ください。
6月受験で比較的高得点を取得できたことにより気が抜けてしまったのと、単純に仕事が忙しくTOEICの勉強に時間を割くことができず、7月受験では860(R:440、L:420)とスコアが低下してしまいました。
過去最高スコアである880から960までの2ヶ月の間に何に取り組んで、何に取り組まなかったのか次章以降で説明していきます。
取り組んだこと
まず前提として、私のTOEIC対策は全てabceedというアプリで実施しています。本を買って取り組んだり、TOEIC対策講座を外部で受講したりはしていません。以下は全てabceed内の教材になります。
メイン
- 単語:黒のフレーズ
- Part1,2:特急 難化対策ドリル、特急II出る問 難問240(いずれもモリテツ先生著)
- Part5:出る1000
- 残りはabceedオンライン模試とオススメの問題
上記教材については間違えた問題を繰り返し学習する等、メインに取り組みました。
時間の使い方としては、通勤時間のように20-30分時間が取れるときはabceedのオンライン模試の受験+間違えた問題の復習、5分程度携帯を見れる時間があればメインの教材を確認するという形です。
abceedのオンライン模試は30問(15分)から予測スコアを出してくれます。
オンライン模試30問にひたすら取り組み、毎回の予測スコアをモチベーションとしていました。
時間があれば50問、100問、200問に取り組めばより正確なスコアが算出されると思いますが、時間のない方は隙間時間で30問から取り組むと良いと思います。
その他
- 990点全方位(文法&語彙、リスニング)
- Part5語彙問題だけ555
- Part2 応答問題 出る600問
- その他諸々
メインに取り組んだ問題の定着度を測る目的で取り組んだものなので、これらは特に何周もやったわけではありません。1周回せていないものもあります。
黒のフレーズと出る1000を完璧にこなせればスコア900程度であればカバーできると思いますが、「出る1000でカバーされてない問題が出たらどうしよう」という不安もあり、他の教材にも手を伸ばしました。
取り組まなかったこと
取り組まなかった(取り組めなかったこと)は以下の通りです。
仕事が定時で終わって業後に時間がある、あるいは私が学生であればおそらく取り組んでいただろうと思います。笑
- 200問を時間を測って通して解く
- 公式問題集
- ディクテーション、シャドーイング
- 英語話者の出身(アメリカ、イギリス等)に対する対策
200問を時間を測って通して解く
なるべく本番の環境に近づけて練習をすることはTOEICに限らず必要だと思います。
時間をきっちり測って通して解くこともそうですし、自分が受験するのが午後であれば実際のタイムスケジュールに合わせて練習することで自分のコンディションだったりがわかってくると思います。
ただ、私の場合は平日は机に向かった勉強の時間を確保することができませんでした。
では時間が取れればやっていたかというとそれも怪しいです。
私はTOEICに限らずですが集中力が基本続かないので勉強は30分に一度はインターバルを入れながら取り組んでます。
2時間を測って解くことはなかったですが、代わりに1問あたりにかける時間は意識しながら学習しました。例えばPart5であれば20秒、Part6の4問であれば2分30秒のように自分の設定した時間以上かかった場合は例えわかったとしても復習の対象とするようにしました。
公式問題集
公式問題集は実際のTOEICに近いレベル、リスニングのスピーカーが実際の試験と同じ等、実践を意識した教材として多くの方が使われてると思います。
ただ私としては
- 難易度がやや易しい
- 解説が詳しくない
- 値段の割に1冊あたり2回分しか収録されてない
以上の理由から教材としては他のものを使った方がよいのではと思いました。
実際に全部解いたわけではなく数問見てみたときの感想なので参考までにと考えてもらえばと思いますが、対策として必須かと言われるとそうではないと思います。
ディクテーション、シャドーイング
リスニング対策として良いとよく聞きます。ディクテーションはリスニングで聞こえたワードを書きとる、シャドーイングは聞こえてきた音を遅れながら口ずさむものという認識です。
まずディクテーションですが、私はTOEIC対策を全てabceedというアプリで取り組みました。ディクテーションはおろかノートにメモを取るようなこともしていません。
間違えた問題や復習したい問題はアプリでチェックができるので問題ありませんでした。
シャドーイングについては、私のメインの勉強時間は会社への通勤時の電車の中なのでそもそもシャドーイングに取り組んでみようという気持ちになりませんでした。笑
それでも満点を取れた要因は、苦手なPart1,2を繰り返し取り組んだこと、Part3,4の先読みを練習したことだと思います。
英語話者の出身(アメリカ、イギリス等)に対する対策
リスニングのスピーカーとして、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド人がいるそうです。
「いるそうです」と言っていることからもわかるように私はリスニング満点ですが話者の出身の違いによるイントネーションの違いは全くわかりません。なんなら最近まで話者が異なるという事実すら知りませんでした、、笑
逆に言えば、この辺りは特に気にしなくても満点は取れるということです。
TOEIC960を取得した今の私の英語力
960を取得した回の感想については下記記事をご覧ください。
記事にもあるように、リスニングは10問以上自信がないようでした。特にPart2はまだまだというレベルです。
満点ということはおそらく2,3問ミスということだと思いますので自信ないながらも消去法で正解できたということだと思います。
リーディングは465点なのでおそらく9割以上は正解しているものと思われますが、感覚的には10問以上自信がないレベルです。
時間は10分弱あまり、見直しの時間で何問か解答を書き換えました。
余談ですが、英会話は全くできませんし、ネイティブの会話の聞き取りもできません。
TOEICとはまた別物ですね。笑
まとめ
私は大きく分けると、
- 600点台→800点台前半
- 800点台前半→800点台後半
- 800点台後半→960
というスコアの変遷を経験しているので、それぞれのフェーズでどのような学習をしていたのか、どのような教材を使用していたのかについても今後記事を書いていきたいと思います。
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