保有資格について語る

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こんにちは。

お久しぶりです。2か月ぶりの更新となります。

この1年近くは毎月80時間程度の残業を続けてきましたが、特にここ2か月はいつにも増して業務が立て込んでおり、ブログもそうですが、仕事以外のことに気が回っておりませんでした。

ブログを開始したのも、今いる会社の海外拠点への異動希望を出すためにTOEICに短期間で取り組んだ際の勉強の記録を多くの方に共有したいという思いからですが、コロナの流行もあり、社内では海外での駐在員を日本に戻す動き、海外への派遣を控える動きもあり、このまま仕事を続けて希望通りのキャリアが歩めるのか、と思うようになりました。

そんな中、転職サイトにも登録しているのですが、自己PRで保有資格を記入する箇所があるので、今回の記事では私の保有している資格や取得にかかった学習時間、難易度等について話していきたいと思います。

同じ資格の取得を目指している方の参考になればと思います。

MOSマスター

学習時間:

1か月(1科目あたり1週間×4)

資格概要:

必須3科目(Wordエキスパート、Excelエキスパート、PowerPoint)を取得し、選択1科目(Access、Outlook)の2科目のうち1科目を取得すると、マイクロソフト オフィス スペシャリスト マスターの認定証が発行されます。

Office2016バージョンの一般スキルから上級スキルまで、総合的なスキルを証明します。

MOSの称号|MOS公式サイト (odyssey-com.co.jp)

感想:

MOSマスターはWord、Excel、PowerPoint、Access or Outlookの4種類の資格を取得することで得られる称号です。WordとExcelはスペシャリスト(初級)とエキスパート(上級)の2種類あり、エキスパートを取得する必要があります。

WordとPowerPointは仕事でも使用している方が多いと思いますが、この2種類は1週間程度の対策で十分取得可能かと思います。

Excelエキスパートについては関数もそれなりにマニアックなものが出ますし、条件付き書式等のやや難しい範囲も出ますので、単純な集計でしか業務上使用していないという方は1か月程度はかかるかもしれません。

私は選択科目としてAccessを選択しましたが、Accessは普通のPCには標準で搭載されていないことも多く、対策が難しいと思います。Outlookを選ぶのが無難かと思います。

受験料が1万円程度かかり、MOSマスターを取得するには最低4万円以上かかります。会社の補助がないのであれば資格の箔としてもそれほど高くないことからあまりおススメできません。

ただ、難易度が高くなく手軽に取得できるため「やってる感」を出すには最適です。

統計調査士

学習時間:

1か月程度

資格概要:

統計調査士検定は、公的統計に関する基本的な知識を正確に認識し、公的統計を適切に利用する能力を評価する検定試験です。

統計調査士に合格することは、統計の役割、統計法規、公的統計が作成される仕組み等に加えて、主要な公的統計データの利活用方法に関する正確な理解を証するものです。合格することで、

(ア)取得する過程で有用な知識を体系的に整理して獲得できる、

(イ)自信と誇りを持って統計調査業務に取り組める、

(ウ) 公的統計に係る知識と能力が客観的に評価される

ため、就業において、とりわけ民間調査機関で優先的に採用されやすくなる 等の効果が期待されます。

統計検定 統計調査士|統計検定:Japan Statistical Society Certificate (toukei-kentei.jp)

感想:

興味本位で取得した資格です。

統計検定3級の基礎知識が必要になります。

大学で統計学を学んだ経験のある方は1か月もあれば十分取得可能かと思います。

小さめですが、認定証と認定証を入れる手帳みたいなものが届きます。

受験料は5000円なので、教養としても良いと思いますし、「統計調査士」というネーミングが何となくすごそうな感じを出せると思います。

統計検定2級

学習時間:

1か月程度

資格概要:

日本においても、統計関連学会連合において、大学における「統計学分野の教育課程編成上の参照基準」が作成されました。統計検定2級は、この参照基準に示されている大学基礎科目レベルの統計学の知識の習得度と活用のための理解度を問うために実施される検定です。

大学基礎課程(1・2年次学部共通)で習得すべきことについて検定を行います。

(1) 現状についての問題の発見、その解決のためのデータの収集
(2) 仮説の構築と検証を行える統計力
(3) 新知見獲得の契機を見出すという統計的問題解決力
について試験します。

統計検定2級|統計検定:Japan Statistical Society Certificate (toukei-kentei.jp)

感想:

統計検定2級は、大学基礎課程で習得すべきことの検定とありますが、結構難しかったです。

統計検定3級(大学基礎統計学の知識)の知識を習得した上で受験することを勧めます。

難易度はそれなりに高いのですが、英検やTOEICのようにポピュラーな資格ではないため難易度が伝わりにくいと思います。

マークシート形式ですが、計算が必要な問題もあり「とりあえず2択に絞って後は運に任せる」のような最後の手段は中々使えません。

受験料は統計調査士と同じ5000円ですが、難易度は統計検定2級のほうが遥かに高いと思います。

TOEIC(960点)

学習時間:

835点から880点まで3か月、880点から960点まで2か月

資格概要:

TOEIC L&Rはリスニング(約45分間・100問)、リーディング(75分間・100問)、合計約2時間で200問に答えるマークシート方式の一斉客観テストです。出題形式は毎回同じで、解答はすべて問題用紙とは別の解答用紙に記入します。テストは英文のみで構成されており、英文和訳・和文英訳といった設問はありません。

TOEIC Listening & Reading Testとは|TOEIC Listening & Reading Test|【公式】TOEIC Program|IIBC (iibc-global.org)

感想:

TOEICについては説明するまでもありませんが、就活の際のアピールとなったり、企業によっては昇進や海外赴任の目安として使われるものです。

TOEICについては初受験から960点を取得するまでのスコア変遷を記事にしていますのでこちらをご覧いただければと思います。

詳しくはそちらでも紹介していますが、だいたい平日1時間(通勤時間)、休日3時間程度の対策でこの点数に到達しました。

900点は受験者の中でも上位4%以内なので、960点はそれよりもさらに割合が小さくなります。

私の保有資格の中では一番希少価値の高い資格であると思います。

Python3エンジニア基礎認定試験

学習時間:

1週間

資格概要:

概要:文法基礎を問う試験

出題範囲:主教材であるオライリー・ジャパン「Pythonチュートリアル(2021年9月1日より第四版に対応します)」の掲載内容を出題範囲として、以下の比率で出題いたします。また、一般的な知識からも出題されます。

基礎試験 | Python試験・資格、データ分析試験・資格を運営する一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会のページです。 (pythonic-exam.com)

感想:

1冊の教材から決められた比率で出題されるので、中学・高校の定期テストのようなイメージです。CBT(Computer based testing)なので実際にコードを入力するのではなく、4つの選択肢から解答を選択します。難易度は驚くくらい簡単です。

受験料が11000円なので、MOSと同じく会社の補助がなければ積極的に受験するものではないかもしれません。

まとめ

資格なんて持ってても意味がない、とよく聞きますが本当にそうでしょうか。 少なくとも資格を取得するまでの勉強や、日々の仕事や生活の中で勉強時間を捻出するタイムマネジメントは資格取得の副産物として十分アピールできるものだと思いますし、何より努力が報われたと言う成功体験になります。

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