【TOEIC対策】上級単語特急 黒のフレーズ勉強方法【abceed】

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abceed勉強法
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今回はTOEIC L&R TEST 上級単語特急 黒のフレーズを使ってみた感想、abceedを利用した勉強方法について紹介していきます。

どんな本

特徴

出版社の紹介文として以下の通り書かれております。

スコア900点、さらに、それ以上を目指す上級学習者向けの単語集が登場! 毎回受験、990点満点の著者が、十数年にわたって公開テストをつぶさに研究し、精魂を込めて作り上げた本物です。

朝日新聞出版

出てくる単語は全て本番のテストで出題されたことのある問題だそうで、効率的なスコアアップが狙えそうです。

黒の「フレーズ」と言うだけあって、単語をセンテンスの中にいれて紹介するのではなく、短めなフレーズの中に入れて短時間で学習できるよう工夫されているように思います。(ですので、センテンスで用法含めて覚えたい、という人には向いていないかもしれません。)

全部で1000語収録されています。

レベル

単語のレベルはTOEICのスコアで600~990のようです。

TOEICのスコアが835のときにこの教材を1周しましたが、1000語のうち覚えていない単語もしくは自信のない単語合わせて635語ありました。(単語の分類については後続の章で詳しく説明します。)

TOEIC835でも習得率が6割程度がわからない単語なので、スコア900を目指している方にはちょうど良いレベルかと思います。

ちなみに私は下の画像のとおり4月ー8月の間に4000分程度このテキストの学習に費やしました。

8月スコア受験のスコアが960(R:465)ですので黒のフレーズだけで十分スコア900は突破できると思います。

黒のフレーズをこれだけ学習した結果として、

  • Part5では見たことない単語が1問あるかないかくらいのレベル
  • Part6,7では見たことがない単語が10問あるかないかくらいのレベル

くらいのレベルになったと思っています。

余談になりますが、この「見たことがない10問くらいまで完璧にしたい」ということであれば、黒のフレーズの上位互換である暗黒のフレーズに取り組むのが良いと思います。

勉強方法

4月から8月までabceedというスマホアプリを使用して集中して学習しました。

どのように学習したのかについてお話します。

アプリ学習の「一覧モード」を利用します。

未学習(最初は当然1000問あります)を選択し、10題ずつフレーズの中にあるおぼえるべき単語が「わかる」か「わからない」かを選択します。ボタンを押してしまうと次の問題に飛んでしまうので「わかる」か「わからない」かを頭で思い浮かべた状態で「解説」のボタンを押します。そうすると日本語訳や類義語が表示されるので合わせて確認します。

1周目は「完全にわかっていて復習の必要がない」と思われる単語以外は「わからない」を選択するようにして下さい。単語はざっくり以下のように分類できると思います。

  • 完全に理解しており用法や別の使い方含め理解できている自信のある単語
  • 見たことないが、部分的に見たことがあり接頭語、接尾語から意味を推測できる単語
  • 前後のフレーズから意味を推測できる単語
  • うっすら記憶にありなんとなくわかっている気がする単語
  • 初見、文脈からも意味を推測できない単語

上記の中で、「完全に理解しており用法や別の使い方含め理解できている自信のある単語」これ以外は1周目では「わからない」単語として処理します。

というのも、TOEICはリーディングであれば4問の選択肢がありますし、前後の文脈から意味を推測したり消去法で解答に辿り着くことができます。ただ、本番のテストでこの教材と同じフレーズで使われないことや、選択肢に並んでいるのがどれも似たような単語で消去法が使えないケースもあるかと思います。あらゆる場面で引き出せるように、1周目の学習では幅広に「わからない」単語として登録します。(「わかる」とした単語は2周目以降の学習では手を付けない想定です。)

10題の「わかる」「わからない」の選別後に、順番がランダムで復習のテストをします。テストの形式も

  • 英単語が出題され意味を日本語で解答
  • 日本語の意味が表示され英単語を解答
  • フレーズが穴埋めで表示され、あてはまる英単語を解答
  • 音声だけ流れ、聞こえた単語の意味を日本語で解答

から選択できます。(いずれも4択)

1周目は「英単語が出題され意味を日本語で解答」する形式を選択しました。こうするとだいたい5分程度で10個の単語の「わかる」「わからない」の選別、復習テストを実施できます。ちなみに一度に実施する単語数も選択できるので集中力が続くのであれば20個や50個に増やしてもいいかもしれません。

1周目は2週間くらいかけて覚えるべき単語を選別することに集中しましょう。

「わからない」と選択した単語、復習テストで間違えた問題は「要復習」問題としてあとでまとめて振り返ることができます。

2周目は1周目に実施した内容を1周目で「わからない」を選択した単語に対して実施します。おそらくTOEICのスコアが800程度の人であれば1周目で6~7割くらいが「わからない」に分類されているかと思います。当然1周目より取り組む問題数が減っているのと、1周目で一度見ている単語になるので記憶に残っている単語もちらほらあるかと思います。2周目では

  • うっすら記憶にありなんとなくわかっている気がする単語
  • 初見もしくは文脈からも意味を推測できない単語

これらを単語帳に登録しましょう。abceedには単語帳機能があり、メモを残したり後々単語帳に登録のある単語のみ集中して学習することができます。

3、4週目では単語の分類で「初見、文脈からも意味を推測できない単語」を集中して学習するフェーズです。

これを繰り返すことでだいたい1か月でこの教材で使用されている単語をこの教材の用法であれば理解できるレベルにまで到達することがきでると思います。あとは定着させるべく繰り返し学習すると良いと思います。

まとめ

TOEIC L&R TEST 上級単語特急 黒のフレーズ×abceed の学習が非常に効率的であると感じました。

単語数だけむやみやたらに多い教材だと既に理解している単語も多く、学習の効率も上がりませんでしたがこの教材はレベル的にほぼ「わからない」単語で構成されている、かつTOEICで出題される可能性も高い単語なのでスコアアップに直結すると思います。

5分の隙間時間があれば10単語学習できるのでぜひTOEIC L&R TEST 上級単語特急 黒のフレーズ×abceedの勉強を試してみてください。

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