【TOEIC】午前受験・午後受験どちらがよい?

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こんにちは。

TOEICは午前受験と午後受験がありますが、どちらで受験するかこだわりはありますでしょうか。

2020年10月の公開試験より、新型コロナウイルス感染拡大防止と試験会場の確保状況の観点から、午前・午後の2部制及び受験者数の定員制を導入しました。

もともとは午前受験以外の選択肢がなかったのですが、2部制の導入により午後に受験するという選択肢が増えました。

この記事では私なりに感じた午前受験・午後受験それぞれのメリット・デメリット、加えてツイッターで募集したアンケート結果を紹介できればと思います。

有利・不利があるか

抽選の観点

定員制になったことで、まず

  • 抽選に落ちる可能性があるのではないか?
  • 抽選はどちらのほうが当選しやすいのだろうか

という疑問を持たれる方がいらっしゃると思います。

定員制導入当初は落選している方をよく見かけました。実際に私も何回か落選して受験できなかったことがあります。

ただ定員制導入当初はそもそも新型コロナウイルスの第1波、第2波や緊急事態宣言の影響により試験が数か月におよび中止となっていた影響もあり、再開後の試験に受験者が集中してしまったものと考えられます。

TOEICのホームページ(https://www.iibc-global.org/info/administration/AMPM_RS.html)では直近3回の試験の当選率を確認することができます。

少なくとも直近3回については希望すれば午前・午後いずれも当選しているということなので午前・午後に当選率の差はなく受験できないという心配は不要かと思います。

難易度

前提として、午前と午後では問題のフォームが異なります。

(同じ問題であれば午後受験の人のほうが有利になってしまうので当然ですよね。)

下の画像はTOEICホームページ(https://www.iibc-global.org/toeic/official_data/lr/data_avelist.html)から引用したもので、午前・午後のリスニング・リーディング・Totalの平均点になります。

平均点だけみると午前のほうが高く出るような傾向があるようです。

(本当に午前と午後の平均点に有意な差があるか確認するためには統計的仮設検定を実施する必要があります。)

ただ、このくらいの差であれば問題の難易度というよりも、午前受験者の方が実力が高い人が受けていることにより平均点が上がっているという可能性もありそうです。

同じ日の午前と午後両方受験ができないので難易度について厳密に比較をすることはできません。

ただ、問題の題材の向き・不向きもあると思いますので私としては難易度の観点では午前か午後か気にする必要はないのではと思います。

受験スケジュール

受付時間、試験時間は以下の通りです。

午前受験

受付時間:9:25-9:55

試験時間:10:20-12:20

午後受験

受付時間:14:05-14:35

試験時間:15:00-17:00

メリット・デメリット

午前受験

メリット

  • 普段の平日通りのリズム(学校、仕事など)で受験できる
  • 一番脳が働いていると言われている時間帯
  • 午前・午後二部制になる以前と同じタイムスケジュールのため過去受験経験のある人にとっては馴染みのある時間帯

午前受験であれば、おそらく普段の生活においても活動を開始されている時間かと思います。

また、起きてから数時間の間が1日で最も脳が働いている時間と言われているということもあり、午前中に受験したほうがパフォーマンスを発揮しやすいという点もあるかと思います。

加えて、もともと午前受験しかなかった時代の名残で、午前受験を前提とした時間配分(11:15までにPart5を終わらせる、11:30までにPart6を終わらせる、等)で慣れている人も多いと思います。午前受験であれば新たに時間配分に慣れる必要がありません。

デメリット

  • 朝起きてから数時間でテストが開始する
  • 直前に不安な部分を見直す時間がない

7時に起床し、余裕をもって8:30に家を出るとすると朝食・外出の準備をしていたらすぐに家を出る時間になります。直前に復習をする時間はほとんどないと思います。

また、午前中は早起きが苦手な人もいるといると思います。

しっかりとパフォーマンスを発揮するためには前日の寝る時間からコンディションを整える必要があります。

午後受験

メリット

  • 朝起きられない人でもゆっくりと準備ができる時間帯
  • 午前中に不安な部分の見直しができる

午前受験のデメリットの裏返しにもなりますが、前日多少寝るのが遅くなったとしても午後受験であれば余裕をもって準備ができます

また、私の場合は午前中に会場近くのカフェに移動し、苦手分野の復習や単語の見直しに時間を充てます。直前に見返した問題が当日の試験に出ることもよくあります

また、早めに会場近くに移動していればあとは会場まで歩くのみなので交通機関の遅延等に神経を減らす必要もありません。

デメリット

  • 食事後なので結局眠くなる
  • 午前に比べて集中力が低下すると言われている

食事を取る時間にもよりますが、結局昼食後なので眠くなることもあると思います。

また、午前受験のメリットの裏返しですが午後は午前に比べて集中力が低くなると言われています。

あとはパフォーマンスには直接関係ないですが、午後受験の終了時間が17時のため翌日が平日であることを考えると折角の日曜の有意義な時間が残り少なくなってしまいます。

まとめ

いかがだったでしょうか。

ちなみに私は午前中に復習をしてから試験に臨みたいということもあり午後受験派です。

Twitterでアンケートを取った結果は下の図の通りで午前派の方が多いようですね。

やはり午前中の方がパフォーマンスが発揮しやすい、あるいは昔からの慣れが大きいということでしょうか。

午前・午後のこだわりがない方やこれから初受験を申し込むという方は是非参考にしてみてください。

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